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みどころ

本展は、エヴァンゲリオン初号機の大型フィギュアが印象的に展示されたフォトスポットのエントランスから始まり、シリーズの原点であるTVアニメの設定や新劇場版シリーズの原画など、実際に放送された映像の制作資料がこれまでにない規模で展示され、壮大な世界観がどのように作られたのか、その一端を垣間見ることができます。

エントランス

Entrance
六本木ヒルズ森タワー52 階に位置し、東京タワーや東京湾などの絶景を望む会場エントランスには、重厚感あふれるエヴァンゲリオン初号機フィギュアが登場。日没後は東京会場限定の照明演出で、30周年の「祝祭」を華やかに彩ります。
エントランスイメージ 
©カラー/Project Eva. ©カラー/EVA製作委員会 ©カラー
※実際の展示イメージとは異なる場合がございます

序章

Prologue
1995年10月4日に放送が始まったTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』は、放送が始まる前から膨大な試行錯誤が重ねられました。本章では、アニメーション制作時に用いられた、作品の設計図ともいえる「設定資料」をもとに、「エヴァンゲリオン」シリーズが産声を上げる前夜を垣間見ることができます。
序章のイメージ 
©カラー/Project Eva. ©カラー/EVA製作委員会 ©カラー
※実際の展示イメージとは異なる場合がございます

第1章

Chapter 1
『新世紀エヴァンゲリオン』が放送された当時、アニメーション制作には「セル画」が用いられていました。セルと呼ばれる透明なフィルムに絵の具でキャラクターや造作物を描いたもので、目や口だけなどのパーツに分けられ、連続した滑らかな動きを表現するために使われました。本章では、アニメや特撮の資料を管理・保全することを目的に庵野秀明が設立したNPO法人「アニメ特撮アーカイブ機構」協力の下、現存する合計1万カット以上から厳選された貴重なセル画を約270点展示します。
  • 『新世紀エヴァンゲリオン』オープニング セル画 
    ©カラー/Project Eva.
  • 『新世紀エヴァンゲリオン』12話 セル画 
    ©カラー/Project Eva.
  • 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版Air/まごころを、君に』 セル画 
    ©カラー/Project Eva.
  • 『新世紀エヴァンゲリオン』オープニング セル画 
    ©カラー/Project Eva.
  • 『新世紀エヴァンゲリオン』1話 セル画 
    ©カラー/Project Eva.

第2章

Chapter 2
「音」にもこだわって作られた『エヴァンゲリオン』。本章では声優陣の貴重なオーディション音声の一部や、フィルムの設計図ともいえる画コンテ、印象的なカットと葛城ミサトのナレーションが組み合わさった予告映像の総集編を紹介します。各話約30秒の予告からは、当時の視聴者が感じた期待感が伝わってきます。
『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』1話 画コンテ 
©カラー/Project Eva.

第3章

Chapter 3
『新世紀エヴァンゲリオン』放送開始から12年後、2007年に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が公開されました。その後、『:破』『:Q』と公開されるにつれ、物語は『新世紀エヴァンゲリオン』とはまったく異なる展開を迎えます。本章では、クリエイターの思いや繊細な筆致が分かる手描きの原画やレイアウトのほか、デジタル上で制作されたメカや背景が融合し、前人未到の映像美が生み出されていく様を紹介します。
  • 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』 原画 
    ©カラー
  • 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 レイアウト 
    ©カラー
  • 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』レイアウト修正 
    ©カラー
  • 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』レイアウト修正 
    ©カラー
  • 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』レイアウト修正 
    ©カラー

第4章

Chapter 4
2021年に公開された『シン・エヴァンゲリオン劇場版』により、2007年公開『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』より始動した「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズはひとつの結末を迎えました。手描きのアニメーションからデジタル制作、そして実写の手法も取り入れて進化し続けた本シリーズがどのように結実を迎えたのか、完結作の設定資料や原画などをもとに辿ります。
  • 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』 レイアウト修正 
    ©カラー
  • 『シン・エヴァンゲリオン新劇場版』 原画 
    ©カラー
  • 『シン・エヴァンゲリオン新劇場版』 レイアウト修正 
    ©カラー
  • 『シン・エヴァンゲリオン新劇場版』 原画 
    ©カラー